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つくばの多様性まるまるを

筑波大トライアスロン部さん

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こんにちは、齊藤です。

ええ、光の方じゃないです、滉平です。

いや、まつこの方じゃないです。

齊藤です。

本日は筑波大トライアスロン部(以下つくトラと略します)のみなさんにちょっとばかしお伝えしたいことがあって書いております。

僕がつくトラの練習に参加させていただくようになって2ヶ月が経ちます。2018年9月21日ですね。そこでご挨拶をさせていただきました。新執行代となり、少し緊張が見える初々しい朝陽とその横で豪快に座っていた愛ちゃんを未だに覚えております。

あの日から、僕の鉄人チャレンジという挑戦が大きく現実味を帯び、僕自身トライアスロンというものにすごく前向きに取り組めるようになったと思います。

8月の中旬に藍子ちゃんからきっかけをもらって、つくトラのスイム練に参加し、そしてそのあとすぐにインカレが終わるまで1ヶ月間は練習に来ないように言われた時、正直結構へこみましたが、それと同時に自分の身勝手な行動を顧みる機会にもなりました。言い訳にもならないのですが、3ヶ月という期間制限から来る焦りとかで、想像力が足りてなかったなあと思います。ごめんなさい。

謹慎中の1ヶ月は詳細は省きますが、孤独と人に飢えていた1ヶ月でした。アイアンマンレースに参加するため、夏休みの予定をほとんどキャンセルし、またトライアスロンにかかる莫大な費用のためお金も使えず、友人も留学や帰省へと行ってしまったからです。そんな中トレーニングしていた僕ですが、思うようにことが進まず、曇天の中を常に駆けていたような感じでした。

先に述べていましたが、そこに光が差したのが9月の後半でした。つくトラの練習に参加させていただくようになり、霞ヶ浦トライアスロンに出たあの時期から一歩、重い重い一歩を踏み出すことができたと思います。

いま、マレーシアで行われるアイアンマントライアスロンのため日本出国の時となり、この3ヶ月について少々ばかし考える今日このころです。

つくトラのみなさんに、一番伝えたいことは何かと考えたところ、2つ挙がってしまいました。

1つ。

この鉄人チャレンジはつくトラの方々が居なかったら間違いなく、今ここにすら立てていないということ。それくらいトライアスロンに向けての体力面・技術面、そして精神面での支えとして、つくトラという存在が僕にとって本当にありがたく、あったかい存在となっておりました。本当に感謝しています。

正直、最初はきっとそんなに受け入れてもらえないだろうなと思っておりました。僕が逆の立場だったとしても突然、「トライアスロン未経験なのですが、3ヶ月だけトレーニングしてアイアンマンレースを完走したいです」という人が入ってきたら、たぶん接し方にも困るだろうし、あまり心地よく感じない人もいるのかなと思いました。それでも勘違いかもしれませんが、徐々に徐々につくトラのみなさんが気にかけてくれたり、声をかけてくれたり、そんな受け入れてくれるような雰囲気を感じてきて、居心地がいいなと思っている自分がいました。本当にこんなにわがままなお願いに、付き合ってくださり、ありがとうございました。刺激的な、ちょっと辛い、まだまだ思い通りには行きませんでしたが楽しい2ヶ月でした。

そして

2つ。

つくトラの方々の練習への姿勢について、ずっと刺激を受けていたということ。

3ヶ月トライアスロンの練習をしてきて、大会とかも見てきて、トライアスロンというスポーツの魅力、そして常に常に前を目指して走っている選手のかっこよさが少しずつ分かってきた気もします。また選手だけではなく、大会運営の方から、サポートまで色んな人が関わって初めて成り立つスポーツであるのだなと感じるし、僕自身が走っている時も応援というものにすごくすごく力を受けたなと思います。ただやはり同時に、このスポーツは「個人」という側面も非常に強いと感じました。練習に対する強制力、どれだけ追い込むかを自分で決めなければならない。そしてそれは本番でもそうで、1人で戦い続ける時間もすごく長い。そんなある種、環境による強制力が働きづらいスポーツをする中で、つくトラの方々は個人個人が練習中から、前を目指していて、真剣に取り組むからこそ起こる共鳴をしていて、互いに研鑽していると感じました。そんな姿勢を身近で感じてきたからこそ、僕自身つくトラの練習に参加して、手を抜いてしまったなと思う日は無いと言っても過言ではないです。志の高い方々・環境に囲まれて、練習に参加させていただいて、僕自身いい心持ちで練習に取り組めました。

最後となりましたが、僕は、2018年11月17日、アイアンマントライアスロンにマレーシアで参加してきます。目指すは完走のみです。たぶんみなさんがバイク練からのスポデーで汗水流している空の下、かのインドシナ半島をひょいと超えた先の小島でひいひい自転車を漕いでいると思うので、声援という名の野次を飛ばしておいてください。本当に2ヶ月間お世話になりました。ありがとうございました。

齊藤滉平

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